你好~!今回はわたしの中国出産レポをご紹介します~
壮絶って書いてるけど、そんなに大変だったの…?
うん…出産は命がけだから、出産を経験した方は皆さん大変だったと思うけど、一部閲覧注意です…(泣)
中国の壮絶出産レポというよりは、ただの個人の出産レポだと思っていただけますと嬉しいです。一部、中国出産をされる際に役立つかな?と思う部分もあるので、その部分だけ参考にしていただければと思います。(※わたしはコロナ禍出産なので一部現在と変わっているかもしれません!)
前日の問診で翌日出産すると決定!
お腹での赤ちゃんの栄養状態が悪いので、すぐに産みましょう!
わたしは妊娠後期から、ずっと赤ちゃんの成長が遅れているとエコーの結果を見て言われていました。
何度も「危ないので入院してください」と言われていたのですが、
これって、入院費を稼ぐためにダマされているのでは…?
と、ずっと先生を疑っていて…(笑)
(※結局入院を拒否するなら同意書にサインしろと言われて、ビビった私は出産前に1ヶ月入院しました。笑)
妊娠中から日本との考え方や習慣の違いがあるのを感じていたので、先生の診断を基本的に全部持ち帰って日本のサイトで調べていました。笑(先生ゴメン)
「明日産みましょう!」と先生に言われた時も、ちょうど間もなく春節(中国のお正月)という事もあり、
絶対先生がお正月に来たくないからやん!
と全く信用していませんでした。。。(笑)
後から考えると先生の言っている事はほぼほぼ正しかったです。中国ローカル病院で中国人の先生に見てもらう方は、先生を疑ってしまうという同じ壁にぶち当たるのではないでしょうか??笑
オススメは帝王切開!
先生はわたしの赤ちゃんの様子をエコーで見て、
帝王切開した方があなたも赤ちゃんも安全だよ。
とアドバイスをくれたのですが、どうしても「出産=自然分娩」とか、お腹に傷跡をつけたくないとか、当時はお腹の赤ちゃんよりも自分の事しか考えられていなくて
帝王切開じゃなくて自然分娩がしたいです!無痛麻酔も打って欲しいです。
と先生にお願いしました。
(そもそも先生からも帝王切開と自然分娩の説明も全然されなかったし、私もよく理解していなかった…)
ですが、わたしはこの決断を本気で後悔する事になります、、、。泣
(先生、もうちょっと無痛麻酔とか出産についての説明ほしかったよ、、、。)
中国では聞かないと教えてもらえない事がよくあります。無痛麻酔について私が聞いてからやっと手配してくれり、入院する部屋もこちらからプッシュしてやっと1人部屋にしてくれたりしたので、こちらから要求しないと何もしてくれない可能性があります。不安点がある時はガンガン聞く!アピールする事が大切です!
わたしは無痛麻酔のメリットデメリットなどは医療従事者の方が運営しているYouTubeで勉強していました。あとは母が産婦人科の看護師だったので、沢山相談していました。自分でもしっかり調べておきましょう!
出産当日
AM7:00だよ!出産する人みんな集合~
わたしは前日の触診で子宮口が1㎝ほど開いていると分かり、
陣痛を促すために、人口破水+促進剤を使う事になっていました。
朝7時に全ての荷物をまとめて、言われた場所に行くと
合計10組程夫婦が待っていました。
入金の確認が終わった後、半分の夫婦はそのまま帝王切開のため別の手術室へ
残り半分はわたしと一緒に別の処置室へと案内されました。
※出産費用の入金が確認されてから入室できるのですが、コロナで立入禁止区域が多い+病院が大きいので、入金に行っている夫軍団がもたついており、20分程ずっと待たされてました。
早起きした意味。。。笑
夫は出産費の支払いの他にも、書類のサイン、出産に必要な物品(オマル?や胎動を確認する機械を固定するベルトなど)の買い出しに走り回っていました。裏で義両親も食べ物の買い出しや服の洗濯などで家と病院を何度も往復してくれていました。(感謝。涙)
私の地元の友達と出産エピソードを話すと、「夫が仕事で来れず1人に産んだよ~」という子も結構いたのですが、中国でその話をしたら、みんなにビックリされるかもしれません。(それぐらい周りが協力するのが当たり前だという考え方です)
AM7:30 人口破水!心強い助産師さん登場!
わたしは人口破水をするために、処置室に向かいますが、やっぱり怖い、、、泣
しかも、あんまり「今から〇〇します~」という事前案内をしてくれず「この台に乗って下さい」とかだけ言われるので、チェックだけなのか痛い事をされるのかが分からず怖くて怖くて…。
现在要破水么?「今破水させますか?」
我们现在去哪里干什么?「どこに行って何をしますか?」
と質問しまくっていました。
そしたら助産師さんが登場!
初めまして!わたしは20年助産師をしている〇〇と言います。経験豊富なので、安心してね!何かあったら何でも聞いて下さいね!
超心強い~~~(涙)
そして手際もめちゃくちゃ速いので一瞬で破水は終わりました!
(痛いとかは全くなく、ただ体内からお湯が出た感じで終わりました)
ちょっと恥ずかしかったこと(笑)
破水をさせる時に助産師さんから
你的屁股抬起来~(お尻をあげてください~)
と言われたのですが、
タイチライって何?!
屁股(お尻)だけ聞き取っていたのですが、抬起来が聞き取れず、とりあえずお尻をフリフリ。足をパカパカ…。笑
思いつく抬起来を全部試してみるのですが、まったく正解が出ず、ひとり台の上で裸踊りをする事に…(笑)
もう一生、抬起来の中国語は忘れません!
AM7:40 病室に移動 寝たままお粥ってどう食べるん?
破水が終わった後はそのまま1人部屋に移されました。
お腹に赤ちゃんの心拍を計る機械が取り付けられ、ベッドに仰向けに寝る事を指示されました。
(座ったらへその緒で首締まるかもと脅された。笑)
陣痛が来るのを待つので、ゆっくり朝ごはんを食べておいてください~
そう言って渡されたのが、肉まんとお粥でした。
え、寝たままお粥ってどう食べるん?
前日の夜10時から水含めて絶食で、朝は緊張もしていて喉がカッラカラなのに、水分は全部夫の方に預けていました…。
少しでも水分のあるお粥を食べたかったのですが、寝たきりでどうやって食べられるか分からず…。
肉まんは口の水分を全て持って行かれそうだったので、朝ごはんは一口も食べられませんでした…。
水分だけは自分で持っておいた方がいいかも!
AM8:30 救世主(夫)の登場と超絶破廉恥プレイをさせられる!泣
やっと夫が病室に入ってきたのですが、その姿を見て大爆笑!(笑)
給食当番の人みたい!!!(笑)
沢山の食事と飲み物を持って来てもらえて体力回復!
そして何か起きても(中国語が聞き取れない時も)助けてもらえる…!と思うと本当に心強かったです。
また子宮口を確認して、9時に促進剤を打つ事になりました。
それまでに一度トイレ(小)をしておいた方がいい!と言われるのですが、
まさかの超絶破廉恥プレイをさせられます…!泣
下を全て脱いで、ベッドの上でどうぞ!旦那様は「はい!」この桶をもって、手伝ってあげて下さいね!
は?!トイレ行けない?夫が手伝うとは?!と思ったわたし。。。
看護師さん、手伝ってくれないんですか?!
はい、普通は家长(家族の人)がやりますけど…。
えええ…!
こんな明るい部屋で、夫に見られながらトイレをするってどんなプレイ?!泣
そもそも普通でも暗い所でするのに@$&%。。。(白目)
と思いながらも、今しなかったら後で漏らす事になるかもしれない…と考え、意を決するわたし…
そして私の足元で一生懸命、桶を構えてくれている夫…。(ゴメン夫。泣)
。。。あれ?出ない。。
・・・はい、緊張しすぎて出ませんでした…。泣
朝から痛みの恐怖と恥ずかしいのとで、まだまだ出産はこれからなのに
すでにグッタリでした…。
(でもこんなのまだまだ序の口です。泣)
この話を中国人の同僚にするとビックリする人とそうでない人がいました。笑 サービスが良い所だとそんな事はないみたいなのですが、ローカルに行ったらあるかもしれません…泣
AM9:40 促進剤の投入 これが陣痛か!
人口破水をさせてから約2時間
少しずつ、「あ!これ陣痛かな?」
と思う腹痛が来ました。
まぁ、痛いけど生理痛よりはマシ。。。
この時はまだまだ余裕だったので、微信で日本の両親とテレビ電話をしたり、友達と連絡をしたりしていました。
そろそろ促進剤を入れましょうか
子宮口の様子を見に来た看護師さんにそう言われ、点滴で促進剤を入れられました。
入れ始めはなんともなかったのですが、
だんだん子宮にアブトロニック(←古い?)を着けられて、
電気を流されているような感覚が5分間隔くらいで来るようになりました。
これが陣痛か…!
陣痛が来ている時は子宮に電気が流れて
「ううううう゛。。。」となるのですが、
収まると全く何も痛くありません。
ずっと痛いと思っていたのに、休憩時間あるなら行けそう!←ポジティブ思考
と思って陣痛なんて全然余裕だと誤解するわたし。。。笑
この後11時くらいまで、陣痛に耐え続けるのですが、
さすがに陣痛が2~3分間隔になってきて陣痛の威力が上がってきます。
陣痛記録アプリを使うと、
「陣痛が来るまであと何秒!」
「陣痛が終わるまであと何秒!」
みたいに、陣痛を予測する事ができて、痛みが和らいだのでオススメです!
PM1:00 陣痛痛すぎ!!!無痛麻酔で地獄から天国
超絶余裕をぶっこいていた私ですが、
強くなる痛みに心が折れ始めます。
こ、これは痛すぎてもうアカン…!
という所まで行き、(子宮口がこの時で3㎝ほど)
一刻も早く痛みから解放されたくて、
無痛麻酔を打ってください!!!!泣
と懇願しました。泣
でも、打ってください!と言ってから、別の病室に移されて
麻酔科の先生が来て麻酔が効くまで、多分10分以上はかかったと思います。
限界から10分でも正直相当ツラかったので、
「無痛麻酔使わずに産んでる世の中のママさんすごすぎ!!!泣」
と心の中で崇拝しながらも、
全然麻酔打ってくれへんやん!!もっと早く言っておけばよかった!!泣
と当時はめちゃくちゃ後悔しました。
そしてやっと、
はい~今から注射を打つので動かないでくださいね!
と言われて注射を打たれますが、全然効かない…
結構しばらくした後、やっと感覚が和らいで、全く痛みを感じなくなりました!
本当に地獄から天国…!!!!
この地獄の陣痛を無効化できるなんて無痛麻酔すごすぎーー!
これから出産される方には、無痛麻酔を絶対オススメしたいほど、本当に本当にすごい効き目でした!
※ただ、デメリットもあるので、しっかり調べてくださいね。
ちゃんとした麻酔科の先生がいる病院でお願いしましょう!
無痛麻酔が効いた後は、先程の陣痛がウソのように天国の時間が流れます!
お昼ご飯を食べたり、ジュースを飲んだり、お昼寝をしたり…。
ただ、この時のわたしはこの後、壮絶なお産になるとは
全く想像もしていませんでした…。
ん~、麻酔が効くのが遅い体質かもしれないですね~
この時の先生の言葉が伏線になろうとは…
後半に続く…
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