你好~!ここでは、中国での食事のマナーについて解説するよ♪
中国現地の食事マナーを知っておきたい方
中国に赴任中 / 予定の方
中国留学中 / 予定の方
中国人と結婚し、中国人義両親と食事予定がある方
↑食事のお誘いや支払いに関してはこちらを見てね♪
中国で気をつけるべき食事マナーとは?
友達や同僚と食べるなら気にしなくていい!
中国人はあんまりマナーは気にしないかなぁ~
もちろん人にもよりますが、食事中のマナーを気にしている中国人は少ないように思います。特に友達や同僚、親戚・家族とご飯に行く時は、普通に日本の食事マナーができていればOK。麺を大きな音を立ててすすったり、お椀を持って食べていたり…こういうのは日本人っぽいなぁとは思われるかもしれませんが、「別にマナー違反だ!一緒に食べていて不快だ!」とかは思わないようです。逆に初めて中国に来る日本人は現地の食べ方に驚く事の方が多いかもしれません。
気にせず、楽しく食べましょう~!
会食のテーブルマナー
上座・下座はある?
中国も入口から反対側が上座になるよ!
中国で接待やグループで食事をする時は個室を使う事がとても多いです。丸テーブルの入口扉から対角線上の一番遠い席が上座になります。
目上の人が食べてから食べ始めよう!
まずは目上の人が食べるのがルールだよ!
中華料理店に行くと、いっきに最初の冷菜が5-6皿並べられる事が多いです。基本的には目上の人に「どうぞどうぞ、召し上がって下さい!」という流れになり、その後であれば、どの料理を食べてもOKです!自分の目の前に来た料理をお皿に取り分けて食べましょう!メインの料理などが来た場合もまずは目上の人の場所にテーブルを回してあげるのができる接待のポイントです!
丸テーブルは時計回り
自分の料理をお皿に移したら、次の人の前まで回すよ!
基本的に時計回りですが、取り忘れた人がいる場合など、少しくらいなら反対周りをしても大丈夫です!ただ、回す時は全員の目の前の料理が回ってしまうので、周りをよく見て判断しましょう。
取り分け用のお玉やレードルの置き位置に注意!
乾杯しに行こう!
中国語で乾杯は
干杯!gānbēi(ガンベイ)
と言います!
中国語の干杯は「全部飲み干す」の意味だよ!
中国人は食事中何度も乾杯をします。「今日あなたと食事を出来た事に乾杯! 」「家族が揃った事に乾杯!」「ビジネスで協力関係になれた事に乾杯!」その時、グラスを「カーン」とやる人も多いですが、中華テーブルだと隣との距離が遠いので、テーブルにカンカンする人が多いです。また、気を遣って「随意随意(スイイ―!スイイ―)」と言ってくれる事がありますが、これは全部飲み干さなくていいよ!と言う意味です!
お酒が飲めると喜ばれる!
よく飲み比べが始まります!(笑)
お酒が飲める人は会食でかなり喜ばれます。ただ、飲めると分かると皆が喜んでいっぱい乾杯に来るので、全力で潰されます(笑)特に中国の北の人はめちゃくちゃ強い人が多い!中国初心者の方は、「お酒が強いです!」と言わない方がベターです!
中国人はたばこを吸う人が多いです。そのため中国でもたばコミュニケーションが存在しており、吸える人は喜ばれます。(吸えない人は全然無理をしなくてOK!)上海では室内での喫煙が禁止なので、食事中にたばこの副流煙を気にする事はないので、ありがたいです。
コロナで取り箸が主流に?
以前は中国で食事をする時に、取り箸はほとんど出てくる事はなかったのですが、2020年に新型コロナウイルスが流行し始めてから、公筷(ゴンクァイ)=取り箸を見かける事が多くなりました。お店によっては自分用のお箸は黒で取り箸は白、のように準備されている事もあります。ただ、最初は取り箸を使っていても段々直箸になってしまう人も多く、完全に取り箸になるにはもう少し時間がかかりそうです。
食べ残し文化がなくなった?
中国では、食事に招く側が「食べきれない程たくさんの料理をふるまう」のがおもてなしとされていて、招かれた側は食事を残すのがマナーとされているよ。
ただ、結果かなりの食品ロスが問題となっており、
2020年に習近平国家主席が、「食べ物を浪費しないように!」
と国民に呼びかけた事が始まりで、中国人の間にも意識の変化がありました。
✔大量に食べ残した客に店が処分費用を請求できる
✔過剰な注文は店側が止めなければいけない
→違反した場合、罰金1万元(約19万円)
→2021年には法律で反食品浪費法が可決され、お店にポスターが貼られる事も増えました。
ちなみに、この法律のおかげで、大食い動画まで規制されてしまいました。わたしは動画のジャンルで一番大食いを見るのが好きだったので、これはショックすぎました。泣
中国は政策がバンバン変わるよ。この2~3年で皆の意識が大きく変化したよ!
食べ残し文化は完全になくなった訳ではありません。接待の時は食べきらないようにしましょう。(※と言っても、食べきれない程の量が出てきますので、気にしなくてOKです!)
接待での持ち帰りは基本×
接待では、残った料理のお持ち帰りはしない!
中国に慣れている方だと、沢山注文して余った場合、「打包盒(お持ち帰り用のタッパー)」を用意してもらって、持ち帰った経験があるのではないでしょうか。友達や家族との食事ではお持ち帰りOKなのですが、会食の場合はNG行為なのでやめておきましょう。ただ、相手方が「持って帰って~!」などと言ってくれる場合は持ち帰ってもよいそうです。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
中国にはたくさん美味しい食べ物があるので、是非中国での食事を楽しんでくださいね!
以上~!他にも中国の文化やマナーなど紹介していくよ!
良かったら見ていってね♪
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