你好~!今回は中国の交通ルールについてまとめたよ~
中国と日本では交通ルールが違うよ!中国で生活をする人は是非見ていってね!
✔中国で生活することが決まった駐在員、駐在妻、現地採用、留学生、日中国際結婚の方々
✔すでに中国で生活している方
✔中国へ旅行に来る方
参考:《上海市道路交通管理条例》/
中华人民共和国道路交通安全法
※この記事は上海の交通ルールをベースに記載しております。
他拠点でも上海の部分を北京、苏州、广州にすると検索がヒットするかと思います。
中国在住のXユーザーさんのコメントもとても参考になりました!こちらもよければ覗いてみてね♪
日本と中国の交通ルールの違い
車は左ハンドル、右側通行
日本と中国の交通ルールで一番大きな違いはこちら!中国では車は右側通行、ハンドルもほどんどの車が左ハンドルです。
自転車の走行も右側通行!
車も右側なので、自転車も右側通行だよ!レンタルバイクがあちこちにあって安く利用できるのでとっても便利です!
赤信号でも車は右折できる!
これ、日本人ならビックリするよね!
わたしも来たばかりの頃は、まさか歩行者側が青信号の時に車が進んでくると思わなくてビックリしました。たまに、結構なスピードを出して右折してくる車もいるから気を付けてくださいね!
歩行者が気を付けるべき交通ルール
道を渡る時は横断歩道を渡ろう!
歩行者でも、信号無視をすると警察から20元程罰金を取られます。さらに違反行為を行ったことをシステム上に記録されます。(パスポートをチェックされる)また、中国はあちこちに監視カメラがあるので、警察官がいないと思っていても、カメラで記録されている場合があります。モニターのある信号機などは、違反者の顔をアップして公開処刑していますので気をつけてくださいね、、。
タクシー利用時の注意点
タクシーを待つときは黄色ラインがない所で!
上海の道路をよく見てみると、黄色いラインが引いてあります!このラインの意味は「停車禁止」です。そのため、黄色ラインの上でタクシーを待ってもタクシーは停まってくれません(運転手が罰金される)。滴滴(配車アプリ)を使う時も乗車できる一番近くの場所に、システムで予約されます!また、黄色ラインが点線になっている場合は臨時停車可能ですが、すぐに乗らないと罰金されてしまいます。そのため、滴滴を点線黄色ラインで呼ぶ場合は、先に予約場所まで行って、車が来たらすぐに乗るようにしましょう!
それ遠回りされたんじゃなくて、一方通行かも!
上海は一方通行禁止の道がたくさんあります!そのため、「この道を行けばすぐ着くのに遠回りされた!お金を多く取る気だな!騙された!」と思う方がいるかもしれませんが、一方通行の可能性が高いです。昔はよく騙す人がいたんですが、今は滴滴を使う人が多く(タクシーより安いし、日本人にとっては行き先の指定ができるため、話さなくていい!)滴滴だとアプリのナビ通りに運転してくれるので、騙される事がなくなりました!それに、お金も電子マネーから自動引き落としなので、偽札を心配する事もお金の種類が分からなくてアタフタする事もないです。タクシーに乗る場合は騙される可能性があるので気を付けてくださいね。
12歳未満の助手席使用禁止
日本ではこどもの助手席使用の禁止はないので、見逃してしまいそうですね!タクシーに乗る時など気を付けましょう!
後部座席のシートベルト着用必須
ここ数年でこちらもかなり厳しくなって、わたしの会社の同僚達もよく罰金されています。笑 タクシーや滴滴に乗る時も運転手さんがよく「请系好安全带(シードベルトを締めてください」と言っているので、締めるようにしましょう!
4歳未満の未成年が自家用車に乗る際、チャイルドシートの設置が必須
中国語で「4歳未満の未成年が自家用車に乗る際、チャイルドシートを設置していなければならない」と書いてあります。ただ、SNSでは滴滴に乗る時もチャイルドシートが必要という書き込みも多くて(そもそもやはり小さい子は安全のためにチャイルドシートがあった方が良い)、ここをどうするかママさん達は困りますよね。泣 すくすく広場のチャットやママ友さんの会話では少しの距離なら抱っこ紐を使ってタクシーを利用している人が多かったです。(わたしもそうしていて、警察に指摘されたことも乗車拒否されたこともないです。)あとは、滴滴でチャイルドシートを呼べる機能があったり、(呼んでも全く来ないらしい…)車に乗せられるようの折り畳み式チャイルドシートを使っている方もいました。
自転車・電動バイクの交通ルール
電動バイクの規則
【重要部分をピックアップ】
✔運転免許は不要
✔満16歳から運転可能
✔ナンバーの取得が必要
✔制限速度25km/時
✔ヘルメットの着用必須
✔携帯操作禁止
✔逆走禁止
✔歩行者優先
✔走行禁止エリアの走行禁止
中国在住の日本人で電動バイクに乗られてる方はそんなに多くないかと思うので、一応歩行者や自転車に乗る人が知っていた方が良い個所をまとめました~!わたしも今後乗りたいと思っているので、調べ次第またこちらにまとめたいと思います~
配達員の電動バイクの危険運転が増えた事もあり、2021年に交通ルールが更新されました。詳しく見たい方はコチラから(中国語です)→《上海市非机动车安全管理条例》
自転車の規則
【重要部分をピックアップ】
✔ヘルメットの着用はなくてOK
✔12歳未満は道路での運転禁止(マンション内や公園はOK)
✔携帯操作禁止
✔走行禁止エリアの走行禁止
✔逆走禁止
✔歩行者優先
✔信号待ちの際に、線を踏んでいたらアウト
✔駐輪スペース以外の駐輪禁止
わたし今回めちゃくちゃ色んなサイトやアプリを読みまくったんですが、そんなんどこに書いてた?っていう理由で罰金されている人もいました…。信号待ちで横断歩道を踏んでたから罰金って、どこにそんなん書いてるんですかね…。(きっと中国語読めてない)あと携帯は手に持っていたら罰金される事もあるらしく、自転車でナビを見ながら運転したい方は、携帯を自転車に取り付けるパーツを付けている人が多いです!その他走行禁止エリアに関しては警察官が基本的に見張っているので、結構皆さん注意されています(または罰金50元取られる)。地図アプリ(高德地图など)で行き先をナビして自転車マークを押すと、禁止エリアを表示してくれるので、こちらをチェックしてくださいね!
万が一事故に遭ってしまった時のために
保険に入っておこう!
中国で働いている方は会社が保険に入ってくれている事がほとんどかと思います。(海外旅行保険やウェルビーなど)保険に入っている方は、事故に遭った時や病気の際、どう対応すればいいのか事前に確認しておきましょう!
緊急連絡先をメモしておこう!
万が一のために、保険会社の連絡先、中国人で頼れる人の連絡先は絶対にメモしておきましょう。事故を起こした場合、基本的には警察が対応してくれます。事故が軽い場合でも後から何が起こる分からないので、相手の連絡先を交換しておく事をおすすめします。
警察…110
救急車120
パスポートは絶対に持っておこう
中国の法令で満16歳以上の外国人は、パスポートの常時携帯が義務付けられています。事故に遭った時や電車で通勤している時、あちこちでパスポートの提示を求められることがありますので、常に持っていましょう。(盗難には気を付けてくださいね)
上海の交通事故の死亡者数は東京の5倍!
自転車利用時だと20倍!
中国は日本と比べると交通事故の発生率も死亡率もかなり高いよ。本当に気を付けてね。
中国は昔と比べるとまだ交通事情はマシになっていますが、日本と比べると危険な運転をする人が多いので、初めて中国に来た方はビックリするかもしれません。特にお子さんを連れて中国に来られている方や自転車に乗る方は本当に注意してくださいね!
中国10年目のわたしが思う中国で交通事故が多い理由
車側の理由
✔車間距離を空けない車が多い
✔車線変更を頻繁にする(トンネル内でもする)
✔意地でも割り込ませない、割り込みたい車が多い(=譲らない)
✔車の運転に慣れていない人が多い
✔飲酒運転やわき見運転(携帯を見る)を軽く考えている(→警察が抜き打ちチェックしてる)
✔交通量が多く、スピードも速い(日本人だと運転は怖いと思う)
✔車線が多い
✔標識が分かりづらい、一方通行の道が多い
✔運転中、マリオカートのように障害物があちこちから出てくる
→自転車、バイク、信号無視をする歩行者、段ボール積んだおっちゃんとか凉皮売ってるオバちゃんとか…。笑
✔中国は各地域によって交通ルールが変わるので、外地から来た人は交通ルールを分かっていない可能性がある
中国では、ここ10年くらいで車を所有する人が増えたので、運転に慣れていない人や40~50歳くらいから運転を始めた人も多いです。そのため、ビックリするような運転をする人がかなり多い印象です。(初心者マークはあるけどほとんどの人が付けてない)現在はあちこちに監視カメラや警察官が配備されているので、昔に比べて良くなりましたが、運転はかなり危険です。よく車道スレスレで信号待ちをしている歩行者がいますが、本当に車道から離れた方が良いですよ!泣
自転車・電動バイク側の理由
✔テイクアウトの配達員の運転はとにかく乱暴!
✔電動バイクは静かなので、背後にいても気付かない
✔電話をしながら(注文の電話等)運転→前見てない
✔警察官が見張ってないと、交通ルールを破って歩道を走る
✔自転車で車道にはみ出ても全く気にしない
✔並列走行している
✔一方通行や歩道を走ってはいけない事を知らない
一番死亡率が高いのがこのゾーンです。特に配達員の人達の運転が超危険。彼らは時間内に商品を届けないとお客さんからマイナス評価がつけられ給料も減ってしまうので、めちゃくちゃ必死です。ただ、電動バイクは音がまったく聞こえないので、歩道を歩いている時に、急にぶつかって来たりします。自転車に関しても、中国は道路の脇が駐車スペースになっている事が多いのですが、自転車は後ろから車が来ているかの確認もせずに急に車道側に飛び出して来たり、急に止まったりします。また携帯を見たり音楽を聴きながら運転している人も多いので、本当に気を付けましょう…。
歩行者側の理由
✔横断歩道じゃない所でも普通に渡る
✔信号待ちをしている車の隙間から飛び出してくる
✔ながら携帯、爆音で音楽を聴いていて前を見ていない
信号のない横断歩道もあるので、慣れていない時は他の歩行者と一緒に渡りましょう!また、音楽を聴きながら歩いていると、宅配の電動バイクに突進されるので、気を付けてくださいね。
おわりに
これで大体の交通ルールが分かったかな?
沢山調べましたが、万が一訂正が必要な点があれば是非是非教えてください~
少しでも中国在住の日本人の方々のお役に立てていれば嬉しいです!他にも中国在住者であれば知っておいて欲しい情報をまとめているよ!是非見てみてね♪
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