大家好!今回はなんと…Youtubeのフォロワー数約4万人のゆうきの中国語さんとのコラボ記事でございます~♪(パチパチ~)
みなさんこんにちは!ゆうき(ゆうきの中国語)と申します。
この度、ねこほっぺさんとのコラボ企画でお邪魔させていただいています。
コラボができるなんて本当に嬉しいです~!!今回のテーマは『中国語の勉強方法』ということで、ゆうきさんに色々と聞いてみたいと思います♪
その前にゆうきさんのご紹介をさせてね~!
✓Youtube登録者数約4万人
✓Twitterフォロワー約8000人
✓Instagramフォロワー約3000人
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・福岡県出身、東京都在住
・大学時代、趣味で中国語を始める
・早大理工の大学院で脳神経科学を専攻
・独学でHSK6級223点を取得
・その後、復旦大学へ語学留学
めっちゃすごい経歴!
わたしより中国語学習歴が短いのに、すごいスピードで抜いていった方です!!笑(※ねこほっぺは大学中国語専攻です…)
ゆうきさんは中国語に関する投稿をされていて、TwitterやInstagramでも毎日投稿をされていました。しかも約5年間毎日ですよ!(大尊敬)やはり継続するってすごく大変…そんなゆうきさんに、中国語の勉強方法を聞いていきたいと思います~♪
では、ここからは僕からお話させていただきますね。
中国語の学習については、よく語られるテーマですが、いまだに正解のない難しい話題だと感じています。
僕は趣味として中国語を学んできたので、最短最速で上達する勉強法に詳しいわけではありません。
その代わり、ごく普通の日本人でも、無理なく着実に上達してきた方法をみなさんへお届けできればいいなと思います!
中国語の勉強で大切なことは?
みなさんは、中国語の勉強で大切なことってなんだと思いますか?
僕は、「細々とでも続けること」がいちばん大切だと思っています。
でも、続けるって簡単なようでいてとても難しいですよね。
なので最初に、どうすれば中国語学習のモチベーションを維持できるのかについて、僕なりの工夫を紹介します。
学習のきっかけを覚えておく
1つ目の工夫は、学習のきっかけを覚えておくことです
ここであえて「目標」と言わずに「きっかけ」としたのは、そんなに大したモノじゃなくて良いからです。
ところでみなさんは、どうして中国語の勉強を始めようと思いましたか?
僕が中国語に興味を持ったきっかけは、囲碁の先生が中国人だったからです。
その時は中国なんてテレビで見る変なイメージしかなかったし、辛うじて「北京」と「上海」は聞いたことがあるかも…という温度感です。
それでも、大好きな先生が友達と何やら早口でしゃべっているのを見て、自分もその言葉を理解したいなと思って中国語に興味を持ちました。
こんな感じで、人が何かに興味を持つきっかけって、びっくりするほど単純なものだったりします。
でもその単純な1コマが、その先何十年もモチベーションを支えてくれることがあるんです。また、「初心忘るべからず」というように、ちょっと上達して調子に乗りそうな時でも自分を見直すきっかけになります。
みなさんもぜひ、頭の中に中国語学習というものがよぎった最初の瞬間を思い出してみてくださいね
楽しいと思える瞬間を探す
2つ目の工夫は、楽しいと思える瞬間を探すことです
いくら初心を忘れず前向きに勉強に臨んでも、嫌なことや辛いことばかりを感じていたらいずれ挫折してしまいます。
そこで大切なのが、自分はどんな時に中国語を楽しいと感じるか?を探すことです。
僕が楽しいと感じたのは、中国の囲碁番組を見ることでした。
幸い囲碁は言葉が通じなくても黒石と白石を見ればなんとなくわかるので、「何言ってるかわからないけど、中国強そうだし、なんかワクワクする!」と、聞き取れもしない中国語の番組を1日中部屋で流していることもありました。
内容を勘違いしていたことも多くあるかと思いますが、例え聞き取れなくても、中国語の音を耳に染み込ませるという観点で言えばとても有意義な時間だったと思います。仮にこれが「参考書のCDを聞き続ける」だったら、僕は2日も経たず中国語を挫折していたでしょう。
以上のように、「楽しい」と感じることって、積み重ねがとてもやりやすいんです。
中国語学習は、地味な経験をコツコツと積み上げることがとても大切です。
東京大学のホームページに「楽しい時間はなぜあっという間に過ぎるの?」という記事がありますが、どんなに効率の良い方法で近道を探すよりも、「楽しい」という感情を活用して時間を味方につける方が、きっとその先で得られる未来も楽しいものになると思います。
みなさんもぜひ「楽しい」と感じる瞬間を探してみてくださいね。
「できる」にこだわらない
3つ目の工夫は、「できる」にこだわらないことです
中国語を勉強していると、「〇〇ができるようになりたい」と感じることがありますよね。
でも、その「〇〇ができるようになりたい」にこだわると、時にプレッシャーを感じる原因となります。
目標設定といえばSMARTの法則。例えばこんな目標はみなさんもどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか。
- 1日に単語を20個覚える
- 来月のHSK3級に合格する
- 今年中に中国語で道案内ができるようになる
目標としては、どれも素晴らしい内容です。実際に僕も同じような目標を立てて、計画的に勉強していた時期もあります。
ただし、このような目標設定は誰にでも当てはまるものではないし、やらなければいけないものでもありません。
具体的な目標は学習効率を高める上では非常に意味のあるものですが、同時に感じるプレッシャーも高くなります。
仕事で中国語が必須の人や勉強が得意な人はこのような理想的な目標設定をしても良いと思いますが、ゆるく中国語と付き合っていきたいなと感じている人は、無理な目標設定をしてしまうと必要以上のプレッシャーを感じてしまうことになります。
そこでおすすめなのが、行動目標を立てることです
- 1日に20個の単語をノートに書く
- 来月までにHSK3級の第3回までを解き終わる
- 今年中に中国語の道案内を3回やる
加えて僕がおすすめしているのは、学習の予備日を設定することです
ギリギリに詰め込んだスケジュールで計画するのではなく、1週間を6日だと計算してスケジュールを立ててみるということです。
このようにすることで気持ちに余裕が生まれ、より目の前の中国語に集中しやすくなります。
という感じで、目標は人それぞれの形があるものなので、自分にとって「頑張ろう!」と思える目標づくりを意識してみましょう。
初心者さんにおすすめの中国語の勉強法
それでは、中国語への向き合い方もある程度固まったところで、具体的な中国語の勉強方法を紹介します!
中国語日記を書く
1つ目の方法は、中国語日記を書くことです
中国語日記を書くことによって、文法・単語・モチベーションアップなど様々なメリットがあります。
まず、作文を書くためには単語や文法を知らなければいけません。まずは簡単な文法を使って自分の言える範囲の言葉で日記を書いてみましょう。最初は40文字くらいの日記で大丈夫ですよ。
もしできるのであれば、それを先生や友達に見てもらって、添削してもらえるとさらに勉強になりますが、恥ずかしい場合は自分だけの秘密にしても大丈夫です。そのうちAIに添削してもらえる時代も来るかもしれないですね。
さらに、日記を書くことには知識を深める以上のメリットがあります。それは、小さな成功体験を実感できることです。
中国語の日記を書くことによって、その日に起こった出来事を振り返るだけでなく、「これだけの中国語を書くことができた」という達成感を得ることもできます。
このように、日々小さな達成感を感じ続けることは、モチベーションを維持する上でとても大切なことです。
weiboや小红书に投稿すると、いろんな人からコメントをもらえて面白いので、SNSが好きな人は試してみてくださいね
オリジナルノートを作る
2つ目の方法は、オリジナルノートを作ることです
オリジナルノートとは、自分で作った自分だけの中国語ノートのことです。カッコよく言ってるだけで、普通のノートのことです。
人間が文字を見るときは、教科書のように整った文字よりも手書きのように不均一で読みづらい文字の方が記憶に残りやすいという研究報告もあります。またその中でも、自分の手描き文字に近い字体の方がより記憶に残ることも報告されました。(参考文献)
つまり、一見アナログに思えても、手書きノートはとても役にたつということです。
ただ、利便性を考えるとスマホにメモしたりパソコンでまとめたりする方が良いと感じる人もいるので、もし手書きが面倒すぎて続かないという人は、自分が続けられる方法を優先してもらって大丈夫です。(アプリでフォントを手書き風に変えてみるといいかもしれないですね)
僕は中国語検定2級を受験したとき、こんな感じで単語ノートを作りました
自分でノートを作っていると、いつの間にかすごく愛着が湧くんですよね。
僕はこのノートをいつも持ち歩いていて、電車に乗った時、信号待ちの時、バイトが暇だった時(?)によく見返していました。そのおかげもあって無事に中検2級に合格するとともに、この時期を境にかなり中国語を読むことができるようになりました。
単語は1つ覚えただけでは劇的な変化を感じることはできませんが、スーパーマリオのゲームでコインを集めるように、一定の数に到達した時、明らかなメリットを感じるようになります。
何事も、コツコツとした積み重ねが大切なんですね
資格の勉強をしてみる
3つ目の方法は、資格の勉強をしてみることです
中国語の基礎を固めるおすすめの勉強法はありますか?
と質問された時、僕がいつもおすすめするのが中国語検定準4級です。
中国語検定って、日本人が最初に中国語を勉強するのにとてもおすすめなんです。
中国語検定では、文法と単語を重視して出題されます。中には日本人が間違えやすい漢字が出題されたり、日本語と同じ漢字で意味の違う言葉が狙われることもよくあります。
つまり、中国語検定の勉強をするということは、日本人が間違えやすい知識部分をしっかりと勉強できるということなんです。精度の高い基本を身につけると、その後の上達がスムーズになるので、僕はいつも初心者さんには中国語検定をおすすめしています。
逆に中国語検定は上級になると「オタク向け」な試験になるので、2級まで合格できた人はHSKを受験してみましょう。
また、ここでも無理して中国語検定合格!を目指さなくて大丈夫です。
僕が資格の勉強をおすすめしているのは、中国語検定の内容を学ぶことで中国語の基礎を固めるという理由です。決して中国語検定の資格を取得して何かしなければいけないというわけではないので、合格点に届かないから無理だ…なんて思わないでくださいね。
中国語検定って意地悪な問題もあってそんな簡単に合格できる試験ではないので、まずは試験よりも自分自身に向き合って、中国語の基礎固めをしていきましょう。
中国語検定には海外会場が3箇所しかありませんが、もし余裕ができたら、ぜひ都合の良いタイミングで中国語検定を受験してみましょう。
中検ホームページには無料で過去問が公開されているので、こちらも活用してくださいね。
初心者さん向けの勉強ツール
続いては、中国語の勉強でぜひ活用してほしい3つのツールについて紹介します
YouTubeの中国語講座
1つ目は、YouTubeの中国語講座です
実は僕も初心者の頃、ひたすらYouTubeの中国語講座を見ていたんです。YouTubeのおかげで、僕は中国語を学習できたと言っても過言ではありません。
特によく見ていたのは、2006年NHK中国語講座と、青島日美外語専修学校です。どちらも本当に品質が高く、わかりやすく、素晴らしい教材です。無料でこんな教材が見られるのは本当にありがたいですね。
NHKの講座は年によって雰囲気が変わるので、ぜひお好みの年のものを見てみてください。
個人的に2006年のものは落ち着いた雰囲気で演者さんも面白く、大人が楽しめるコンテンツだと思います。さらにYouTubeで全編公開されているのも嬉しいですね。ただ、コラムの情報がちょっと古いので、できればもう少し新しいものだと、さらに楽しめるなぁと感じています。
中国のラジオアプリ
2つ目は、ラジオアプリです。
これは単純に僕の趣味からのおすすめです。
みなさんは、中国語の魅力ってどんなところだと思いますか?
僕は、中国語の魅力のひとつに音の美しさがあると感じています。中国語って、聞き取れなくてもずっと聞いていられたり、漢詩の朗読などは本当に心地よく感じたりしますよね。
そんな中国語の響きをたっぷり楽しめるのが、ラジオアプリです。
特に僕が好きなのは「十点听书」・「蜻蜓FM」・「喜马拉雅」です。みなさんも好きなラジオアプリがありますか?
「十点听书」は寝ながら中国語を聴きたい時にぴったりだし、「蜻蜓FM」はナチュラルな中国のラジオを音楽と一緒に楽しめたり、「喜马拉雅」ではいろんな配信者さんの声が聞けたりと、本当に楽しめるコンテンツばかりです。
実を言うと、効率だけを求めた勉強法において、聞き流しはあまり効果がないと言われています。たしかに耳だけを使った勉強よりも、耳+αの五感を使った勉強の方が記憶に残りやすいと言うのは説得力があります。
ただ、+αを加えることによって面倒に感じてしまったり、ストレスになって継続できなくなるのであれば、それはプラスでもなんでもないので、ただ聞き流している方がマシだったりします。
僕はとてもめんどくさがりなので、目を閉じて中国語の音だけを楽しんだり、街を歩きながらぼんやりラジオを聴くだけの方が、気楽に続けられてよかったなと感じています
wechatの音声入力
3つ目は、wechatの音声入力を活用することです
中国アプリの代表格とも言えるwechat、もうお持ちの方も多いのではないでしょうか。
wechatには便利な機能がたくさんありますが、その中でも中国語の勉強におすすめなのが音声認識機能です。
※Wechatの機能を中国語に設定してくださいね!
- wechatで自分一人のグループを作る
- 発音する中国語の文を用意する
- グループの中で、音声入力を押しながら文を発音する
- 送信された音声メッセージを文字起こしする
- 表示された文字が元の文と一致しているかどうかで自分の発音の正確さを判定する
チャット画面左下のスピーカーボタンをタップします。
下にボタンが出てくるので、これを長押しします。
すると画面が切り替わります。
この状態でしゃべると、それが音声メッセージとなって送信されます。
しゃべっている間は、長押ししたままです。
メッセージが送信できたら、そのメッセージを長押ししてみましょう。
「文字起こし(转文字)」を選択します。
すると音声入力の内容が文字に起こされるので、これで内容を確認できます。
wechatの音声認識ってけっこうすごいんです。基本的に中国人のムラある中国語も聞き分けられるくらいなので、もしここで自分の発音が間違って認識されたら、自分の発音に問題があると考えましょう。
まとめ
この記事では、中国語初心者さん向けにおすすめの中国語の勉強方法を紹介しました
最初の方でもお伝えしましたが、中国語の勉強で1番大切なことは、細々でもいいから続けることだと思います。
効率の良い勉強・推奨されない勉強法は色々語られるし、科学の難しい理論もたくさんあるわけですが、それを見てきた上で言えるのは、やっぱり楽しみながら勉強することが大切だということです。
自分に合った勉強法は、人の数だけあると思っています。
この記事で紹介した勉強法も、山ほどある方法の中のほんの一部にしかすぎません。
みなさんもぜひ、いろんな方法を試して、上手に中国語と付き合っていってくださいね
ゆうきさん、詳しく教えていただいてありがとうございました!!わたしも最近中国語をサボっていましたが、刺激をいただいたので、頑張りたいと思います!!
【コラボ記事】ねこほっぺの記事はゆうきさんのブログから読めるので、こちらも是非見てみてね♪
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